関数名 |
機 能 と 書 式 |
NEGBINOMDIST |
負の二項分布の確率関数の値を返します。 |
NEGBINOMDIST(失敗数,成功数,成功率) |
NORMDIST |
指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。この関数は、仮説検定を始めとする統計学の幅広い分野に応用できます。 |
NORMDIST(x,平均,標準偏差,関数形式) |
NORMINV |
指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
NORMINV(確率,平均,標準偏差) |
NORMSDIST |
標準正規分布の累積分布関数の値を返します。正規分布表の代わりにこの関数を使用することができます。 |
NORMSDIST(z) |
NORMSINV |
標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
NORMSINV(確率) |
NPER |
定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な期間 (支払回数) を返します。 |
NPER(利率,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日) |
NPV |
投資の正味現在価値を、割引率、将来行われる一連の支払い (負の値)、およびその収益 (正の値) を使って算出します。 |
NPV(割引率,値1,値2,...) |
関数名 |
機 能 と 書 式 |
PEARSON |
ピアソンの積率相関係数 r の値を返します。 |
PEARSON(配列1,配列2) |
PERCENTILE |
配列のデータの中で、百分率で率に位置する値を返します。PERCENTILE 関数は入学試験などの合否ラインなどを決めるときに利用します。 |
PERCENTILE(配列,率) |
PERCENTRANK |
配列に含まれる値の中で、百分率を使った x の順位を返します。PERCENTRANK 関数は、1 組のデータの中で値の相対的な位置を計算するために利用します。 |
PERCENTRANK(配列,x,有効桁数) |
PERMUT |
標本数個から抜き取り数個を選択する場合の順列を返します。順列とは、順序に着目して選択した対象や事象の組み合わせ数を計算したもので、順序に関係なく計算される組み合わせとは異なります。PERMUT 関数は宝くじなどの当選確率を計算するために利用します。 |
PERMUT(標本数,抜き取り数) |
PHONETIC |
ふりがなの文字列を取り出します。 |
PHONETIC(範囲) |
PI |
円周率 π の近似値である数値 3.14159265358979 を返します。この数値の精度は 15 桁です。 |
PI() |
PMT |
一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、ローンの定期支払額を算出します。 |
PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日) |
POISSON |
ポアソン確率の値を返します。ポアソン分布は一定の時間内に起きる事象の数を予測するために利用されます。 |
POISSON(イベント数,平均,関数形式) |
POWER |
数値のべき乗を返します。 |
POWER(数値,指数) |
PPMT |
定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資の指定した期に支払われる元金を返します。 |
PPMT(利率,期,期間,現在価値,将来価値,支払期日) |
PROB |
x範囲に含まれる値が下限と上限との間に収まる確率を返します。 |
PROB(x範囲,確率範囲,下限,上限) |
PRODUCT |
引数リストの積を返す。引数は 1 〜 30 個まで指定できる。 |
PRODUCT(数値1, 数値2, ...) |
PROPER |
文字列中の英単語の先頭文字を大文字に、2 文字目以降の英字を小文字に変換する。 |
PROPER(文字列) |
PV |
投資の現在価値を返します。現在価値とは、将来行われる一連の支払いを、現時点で一括払いした場合の合計金額をいいます。 |
PV(利率,期間,定期支払額,将来価値,支払期日) |
関数名 |
機 能 と 書 式 |
RADIANS |
度をラジアンに変換します。 |
RADIANS(角度) |
RANK |
順序 に従って 範囲 内の数値を並べ替えたとき、数値 が何番目に位置するかを返す。 |
RANK(数値, 範囲, 順序) |
RATE |
投資の利率を返します。 |
RATE(期間,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日,推定値) |
REPLACE |
文字列中の指定された文字数の文字を他の文字に置き換える。 |
REPLACE(文字列, 開始位置, 文字数, 置換文字列) |
REPLACEB |
文字列中の指定されたバイト数の文字を他の文字に置き換える。この関数は、2 バイト文字の言語に有効。 |
REPLACEB(文字列, 開始位置, バイト数, 置換文字列) |
REPT |
文字列を指定された回数だけ繰り返して表示する。この関数を使用して、セル幅全体に文字列を表示することができる。 |
REPT(文字列, 繰り返し回数) |
ROMAN |
数値 を四捨五入して指定された 桁数 にする。 |
ROMAN(数値,書式) |
ROUND |
数値 を四捨五入して指定された 桁数 にする。 |
ROUND(数値, 桁数) |
ROUNDDOWN |
数値を指定された桁数で切り捨てる。 |
ROUNDDOWN(数値, 桁数) |
ROUNDUP |
数値を指定された桁数に切り上げる。 |
ROUNDUP(数値, 桁数) |
RSQ |
既知のy と既知のx を通過する回帰直線を対象に、r2 の値を返します。 |
RSQ(既知のy,既知のx) |
関数名 |
機 能 と 書 式 |
SEARCH |
指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置の文字番号を返す。SEARCH関数を使用すると、ある文字列に含まれる特定の文字列の位置を調べることができ、さらに MID 関数や REPLACE 関数と組み合わせて、その文字列を置き換えることができる。SEARCH 関数では、半角と全角の区別なく 1 文字を 1 として処理が行われる。 |
SEARCH(検索文字列, 対象, 開始位置) |
SEARCHB |
指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置の文字番号を返す。SEARCHB 関数から返される番号は各文字のバイト数に基づく。SEARCHB 関数では、1 バイト (半角文字は 1 バイト、全角文字は 2 バイト) を 1 文字と数えて文字列の検索を行う。 |
SEARCHB(検索文字列, 対象, 開始位置) |
SINH |
数値の双曲線正弦 (ハイパーボリック サイン) を返します。 |
SINH(数値) |
SKEW |
分布の歪度を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です。 |
SKEW(数値1,数値2,...) |
SLN |
定額法 (Straight-line Method) を使用して、資産の 1 期当たりの減価償却費を返します。 |
SLN(取得価額,残存価額,耐用年数) |
SLOPE |
既知のy と既知のx のデータから回帰直線の傾きを返します。直線の傾きとは、直線上の 2 点の垂直方向の距離を水平方向の距離で除算した値で、回帰直線の変化率に対応します。 |
SLOPE(既知のy,既知のx) |
SMALL |
1 組のデータの中で 順位 番目に小さなデータを返す。 |
SMALL(範囲, 順位) |
STANDARDIZE |
平均と標準偏差で決定される分布を対象に、標準化変量を返します。 |
STANDARDIZE(x,平均,標準偏差) |
STDEV |
引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値がその平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
STDEV(数値1,数値2,...) |
STDEVP |
引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値が、その平均値からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
STDEVP(数値1,数値2,...) |
STEYX |
回帰直線の標準誤差を返します。標準誤差とは、個別の x の値に対する y の予測値の誤差の程度を計測するための尺度です。 |
STEYX(既知のy,既知のx) |
SUBSTITUTE |
文字列中の指定された文字を他の文字に置き換える。文字列中の任意の位置にある文字を他の文字に置き換えるときは、REPLACE 関数を使用する。 |
SUBSTITUTE(文字列, 検索文字列, 置換文字列, 置換対象) |
SUBTOTAL |
リストまたはデータベースの集計値を返す。集計方法:1AVERAGE 関数,2COUNT 関数, 3COUNTA 関数,4MAX 関数,5MIN 関数,6PRODUCT 関数,7STDEV 関数,8STDEVP 関数,9SUM 関数,10VAR 関数,11VARP 関数 |
SUBTOTAL(集計方法, 範囲1, 範囲2, ...) |
SUM |
セル範囲に含まれる数値をすべて合計する。引数は 1 〜 30 個まで指定できる。 |
SUM(数値1, 数値2, ...) |
SUMIF |
指定された検索条件に一致するセルの値を合計する。 |
SUMIF(範囲, 検索条件, 合計範囲) |
SUMPRODUCT |
引数として指定した配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返す。引数は 2 個から 30 個まで指定できる。 |
SUMPRODUCT(配列1, 配列2, 配列3, ...) |
SUMSQ |
引数の 2 乗の和 (平方和) を返します。 |
SUMSQ(数値1,数値2,...) |
SUMX2MY2 |
2 つの配列で対応する配列要素の平方差を合計します。 |
SUMX2MY2(配列1,配列2)) |
SUMX2PY2 |
2 つの配列で対応する配列要素の平方和を合計します。 |
SUMX2PY2(配列1,配列2) |
SUMXMY2 |
2 つの配列で対応する配列要素の差を 2 乗し、さらにその合計を返します。 |
SUMXMY2(配列1,配列2) |
SYD |
級数法 (Sum-of-Year's Digits Method) を使用して、特定の期における減価償却費を返します。 |
SYD(取得価額,残存価額,耐用年数,期間) |
関数名 |
機 能 と 書 式 |
VAR |
引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。 |
VAR(数値1,数値2,...) |
VARP |
引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。 |
VARP(数値1,数値2,...) |
VDB |
倍額定率法または指定された方法を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。VDB は、Variable Declining Balance の略語です。 |
VDB(取得価額,残存価額,耐用年数,開始期,終了期,率,切り替えなし) |
VLOOKUP |
指定された 範囲 の左端の列で特定の値を検索し、範囲 内の対応するセルの値を返す。VLOOKUP 関数は、比較する値がデータ テーブルの左端の列に入力され、その位置から指定された列だけ右にある値を取り出す場合に使用する。比較する値が目的のデータと同じ列にある場合は、HLOOKUP 関数を使用する。 |
VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型) |